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まいにちがスペシャル

ジャニーズを中心に好きなものの話を

他担の友人へのSTAGEツアー指南~ネタバレとステマをふんだんに添えて~

お久しぶりの更新です。今回の記事は、札幌で他担の友人をセクシーゾーン沼にカモンカモンカモンエビバデゴーするつもりだったのに、長い間待たせてごめんまた急に仕事が入った(Kiroro)私が、STAGEツアーが初のSexy Zone現場となる友人に向けて(独断と偏見で)見所と予習ポイントを簡単にまとめたものになります。そうです、完全に私信です。
指南と言いつつも情報が充実しているかというとそういうわけでもなく、感想垂れ流してるだけな感じの部分も大いにあります。そして、後半に行くに連れて雑になっていきます。セクシーソーリーです。
以下、ネタバレご注意ください。























友人殿!セトリ順に解説していくよ!
○歌 ★歌以外

○ROCK THA TOWN
3月29日に発売したばかりの最新シングル。
とりあえず4/7(金)の少クラと4/14(金)のMステを見ていただきたい。
振り付けはs**t kingzさん。スーツのAOKIのタイアップ曲。
CDは初回AでMVとメイキング、初回Bではハワイでメンバーがはしゃいでるだけというオタクの大好きな映像がつくのでオススメ。

High!! High!! People
めちゃくちゃかわいいぞーーー(大声)
ハイハイで手を上に!ユーユーユーユーで指差し!
間奏?で5人でわちゃわちゃかたまってセンステ上手下手行き来して煽ってくれます。主に風磨くんが優しく声かけてくれますのでハイハイ言いましょう。

○Miss Mysterious
マイク付ステッキでパフォーマンス。
「僕を眩ませてる~」のところでたぶんモニターに抜かれる、首につけたゴツめのチョーカー引っ張るケンティーさんの挑発的なエロスは至極の逸品です。
ていうか前半のケンティーの衣装めちゃくちゃにエッロいから!何これ2次オタ腐女子が描いた服?ってくらい3次元離れした感覚のいろんな欲望が詰め込まれていて、それを着こなしちゃってる中島健人さんという成人男性が存在する現実に震える。曲の予習するならとりあえずハニバタ(去年の健人くんソロコン)を。

○Love Confusion
松井先生と馬飼野先生のゴールデンコンビのオトナしっとり曲。サビの高音が儚くて美しいので聴き惚れるべし。予習はウェルセク(去年のツアー)を。

★ウェルカムトゥマリウスゾーン(仮)
マリウスさんの流暢な英語による煽りタイム。ツアータイトルのSTAGEの説明もしてくれる。えっ!ステージにマリウスくんが一人?お客さんをいじって?煽るの?えっ!成長を思っただけで涙流すけど?なお時間です。
マリウスさんがアーユーレディー?と問いかけてくれますのでハイデルベルクに届くくらいの声量でイェーーーーー!!!!!!!と言いましょう。

○Why?(勝利ソロ)
あんなぺろぺろだった勝利くんがこんなに大人になりあそばしてぺろぺろな1曲。ベストアルバム収録の最新ソロ曲です。去年のソロコンで初披露した曲ですが、その時とは振りが違います(よね?)。20歳になった我が軍のセンター、ご覧ください。

○Teleportation
健人くんの初ソロ曲を5人で披露!メインモニター5分割するのがとてつもなくかっこいい!圧倒的に!強い!
ここから風磨くんのお衣装がうっすいピンクのスーツ?セットアップ?なんですよ!きゃわいい!うすピンク似合う!井脇ノブ子春日俊彰菊池風磨!うすピンク!
それとここから健人くんがなんかすごい自由奪われてる感じの服着てるのでガン見してあげてください。

★レーザー演出
このKQJのあたりの演出めちゃくちゃ良いからとにかく見て!感じて!

○King & Queen & Joker
最強にファンタジックな曲。余裕あったらMV見ておいてほしいのと、サビ踊れると楽しいので覚えていただきたい(MVとかだと見づらいかもしれないけどキングで親指、クイーンで小指、ジョーカーで親指と人指し指立ててるよ)

○ダンケシェーン(マリウスソロ)
センステの奥の方からポップアップで大天使マリウスが現れる。あっ、天使って空から降りてくるんじゃないんだ!という気づきを授けてくれますね。
夢を追いかける自分を支えてくれる全ての人に感謝の気持ちを伝えたい!そんなマリウスのピュアさが詰まった一曲です。

○よびすて
聞き惚れるも良し。サビを振りコピするも良し。

Ladyダイヤモンド
キラキラアイドルソング。サビ踊れると楽しい。かわいい。本当にかわいい(語彙力)

○ぶつかっちゃうよ or Hey you!
昼公演はぶつかっちゃうよ、夜公演はHey you!。メンバーがわちゃわちゃしててかわいい(語彙力)

○キャラメルドリーム
曲始めの「ポップでキュートな夢見て~」のパートを歌うように促されます。
この曲、ちびーず(勝利聡マリウス)とふまけん(風磨健人)に分かれてモニター遊びします。常々アイドルのSN●W!の加工画のことを千疋屋の果物にホイップクリームぶっかけて食ってるようなもんじゃねえか…と思ってた(※個人の見解です)私ですが、この演出大好きです…。モニター見て…。

★MC
割愛

○君だけFOREVER
健人くんのピアノと勝利くんのギター演奏有り。歌い出しは風磨くんソロ。着座して聴く。
え?この曲が主題歌の、健人くんが3回回ってワンするドラマがあるんですって?気になったらガードセンター24で検索。リスを捕まえるリスや、アイドルを誘拐したドルオタを捕まえようとするアイドルが見れる。

○Sweety Girl(聡マリソロ)
聡マリが動物の着ぐるみを着て出てくる。メンステの真ん中あたりを踏んだら声が出る仕掛けになってるという演出があるんだけれども、そこでセクシー\ゾーン/セクシー\ゾーン/セクシーセクシーセクシー\ゾーン/のコールやります。
聡マリはマジでDon't think, feelだから地に足ついてないふわっふわした世界観を肌で感じてほしい。
途中からふまけんしょりも着ぐるみ着て後ろで踊るよ。

○私のオキテ
ステージの 幕の向こうで 生着替え(心の俳句)
ミニスカにインヒールスニーカーで美脚がゴイゴイスー。私、ガイシJブロだったおかげで双眼鏡越しに幕の向こうの健人くんの生着替えが丸見えでした(双眼鏡覗いて成人男性が女装してるところを見るって文字にするとインパクトやばい)。
これもサビ振りコピしたら楽しいけど双眼鏡で推しの美脚ガン見するのもまた善きかなです。健人くん軽率にパンチラ(というか自分からめくるパターンもある)するから要注意。

○It's Going Down
風磨くんソロ曲を5人で披露。かっこいい…かっこいいよセクシーゾーンさん…。健人くんがなんかのラジオでぼやかしてマリウスの歌を褒めてたのたぶんこの曲のことだと思ってるんだけど、特にCメロウス葉さんがヤバイから…本当に…あっ、17歳でこういうメロディーこんなに歌いこなせるんだ…っていう。

○24-7
ウェルセクアルバムのリード曲。メンバー結構踊る。

○Break out my shell(聡ソロ)
少クラでも披露済。何このアニメOP感…絶対強くなるじゃん…流れてく背景、画面を横方向に走る松島くん、見える、見えるぞ!主人公の松島くん!
勝利くんはCV:くまいもとこだけど松島くんはCV:小林由美子なんだ。マリウスはCV:斎賀みつき

○Slow Jam
4月14日(金)の少クラで披露した曲。最新シングル『ROCK THA TOWN』通常盤のみに収録。メンステにベッドとソファが。健人くんはベッドで寝転がりながら歌うんだけど本当にもう…表情の作り方が最&高…曲への入り込みがYABAIZO。
この曲のポイントはもう完全に私の趣味だけど、ふまけんのラップの掛け合いと健人くんのBreaking me upの後の声です。ここの健人くんの声すごい。最初聴いた時本当に腰抜かした。なんて艶かしい声なんだ。飛び抜けてSexyでたまげる。すごい。

○rouge or more…(風磨ソロ)
昼公演では初ソロ曲のrouge、夜公演では最新ソロ曲のmore…歌います。我が軍の誇る爆モテ菊池さんのターンです。すっっっごい生々しい。ケンティーのエロスはファンタジーなんだけど菊池さんのエロスはリアル。前の曲で使ったベッドとソファ使うよ~。生かしてくるよ~。

○Hey Summer Honey!!(健人ソロ)
曲前にブルゾンちえみパロのミニコント的なの入ります。社会人に励ましの言葉をくれる、スーツ姿の中島健人くん…。そんな健人くんに「~しても、いいんじゃない?」ってやさしく諭された日には私の心の中の藤井流星が超いい。。。って言うこと必至。
バクステ上で一瞬で普通のスーツから青いスーツに早替えします。バクステからメンステまでアリトロで移動するんだけど、青ペンラの海を両手広げて渡って行く様はまさに現世に生きるモーセ…セクシーゾーンと言う名の神話…。

○Stand up! Speak out!
健人くんがキャスターを務めた今年の春高のテーマ曲。最新シングル『ROCK THA TOWN』に収録。最後のサビの前のオエオアーオエーエーオーの部分、上手に歌えると風磨くんが褒めてくれる。

Oh-eh-oh-ah-oh eh-eh-oh
Oh-eh-oh-ah-oh eh-eh-oh
Oh-eh-oh-ah-oh eh-eh-oh
Oh-eh-oh-ah-oh eh-oh

○勝利の日まで
ケンティーの熱い台詞から始まる。サビのゴーゴーゴーショリオリオリオリオだけでも振りコピできると楽しい。

★ジャンケン
5人でジャンケンして勝った人は次のセクサマの歌い出しをソロで歌える権利を獲得。マリウスの勝率が高い。

Sexy Summerに雪が降る
「夏から冬にかけて歌う曲がほしいんだよ、セクシーサマーに雪が降るんだよ」というジャニーさんの意向で作られた曲らしいけどそんなことはお構いなく春ツアーでも歌います。

○With you
デビュー曲のカップリングなんだけどもしばらく5人では歌ってなかった曲。振り起こししてる5人想像したら目からオランジーナ出る。

○STAGE
通称・誓いの歌です。これを歌って赤い薔薇に誓ったら立派なセクゾ信者の仲間入りです。セトリに「誓願」があるアイドルのコンサート、少なくとも私は初めての経験でした。ウェルカムトゥセクシーゾーン!(入信)
以下がオタクに課せられる歌割り

La…la…la… la…la…la…
うたを贈るよ
La…la…la… la…la…la…
胸を張って
La…la…la… la…la…la…
あいしてるよ
ありがとう ただありがとう
赤い薔薇に誓う
その棘が刺さろうとも
歩いていく あなたと この”未知”を

ちょっと!多いよ!客に求めるレベル高いよ!どこの田村ゆかりのYou&Meだよ!って感じですが、ベストアルバム聴いておけばバッチリです。

★アンコール
Sexy Zoneコールします。

Sexy Zone
薔薇持ってデビュー当時の衣装(赤ふまけん青ちびーず)で歌う。後は何も言うまい。私ガイシのスタンド入ったけど、さっきSTAGEで赤い薔薇に誓った群衆がペンラ持って一斉にサビを振りコピする様は圧巻だった。

○カラフルeyes
5人再始動シングル。ウェルセクのセトリの最初だった曲。前奏のアーアアアアイズアーアアアアイズのところで胸の前で手を回す振りがあります。

○Make My Day
作詞はみんな大好き三浦徳子先生~~~!健人くんの主演映画の「黒崎くんの言いなりになんてならない」主題歌です。サビでタオル回す(回すタイミングはハニバタかウェルセク参照)けど、タオルなかったらペンラでも可。

○Congratulations!
もとは3人で歌ってた曲なんですけどウェルセクツアーで5人で披露。5人で歌う2016ver.はベストアルバムに収録されております。
歌う可能性もあるので予習をオススメ。というか本当に良い歌だから聴いてほしい。

★Wアンコ
あるかも…?
今回はスキすぎてとDuバイは既に歌ったみたいです。

取り急ぎ、以上です。曲によって文章量も情報量もまちまちだし、後半は雑になっちゃって、セクシーソーリーです。

あと覚えておいた方が良いと思われるC&Rは
セクシー\ゾーン/セクシー\ゾーン/セクシーセクシーセクシー\ゾーン/
けんけんとっと\けんとっと/
みんな僕に\ハマリウス/
くらいですかね。

友人殿!同行できなくてごめんなさい!楽しんできてください!そして、レポ期待してます!(私信)

2015-2016のジャニーズ出演番組まとめと雑記(後日追記予定)

先日他担の友人と円盤を持ち寄って鑑賞会をする機会があり、久しぶりにカウコンを見た。予告通りうちわを持って待っているマリウスくんのもとに走っていく4人、振りが完璧な『ファンタスティポ』の健人くん、勝利くんと聡くんがシンメで踊った『アンダルシアに憧れて』、大好きな翔くんとの先輩後輩コンビで父の作詞曲『A・RA・SHI』を歌った風磨くん。

Sexy Zoneのメンバーそれぞれに魅せ場があって、あっという間の1時間。Sexy Zoneのみならず、ステージに立つ誰もが東京ドームの歓声を浴びて輝きを放っていたカウントダウンコンサートは、ジャニーズのアイドルを好きになってよかった。ジャニーズが好きだ。と再認識させてくれた。

私にとって、今回のカウコンはSexy Zoneにハマってから初めて見たカウントダウンコンサートであるが、そもそもカウコンをリアタイで視聴するのは今回を含めても人生でまだ2回しか経験がない。

ちなみに初めて見たカウコンはSexy Zoneからふまけんだけが参加した2013-2014の年越しのカウコンだ。(当時はふ~ん、Sexy Zoneか~みんな若いね~くらいの認識だった。)風磨くんが転んで健人くんが支えて勝利くん聡くんマリウスくんのもとに走っていったというふまけん史、いやSexy Zone史に残るであろう名場面に知らぬ間に(テレビ画面越しに)立ち会っていたというわけだ。

まあ、そんな私個人の事情は置いといて、今回このタイトルで記事を書こうと思ったのは年末年始のジャニーズ出演番組をまとめた図や表をブログに整理しておきたいと思ったからである。

実はSexy Zoneは唯一紅白、カウコン、CDTV(マリウスが18歳未満のため事前収録)の全ての番組に出演したグループである。

放送されたカウコンではアツヒロさんや内くんたちもテロップ付きで紹介されているが、フジ公式のカウコンのサイトには記載がなかったため私が作成した図には名前が載っていない。2016-2017年のカウコン(あるよね?)までにはアツヒロさんたちも含めた図(完全版)を作成する予定でいる。

 

 

とりあえずログ的なものを残しておきたかっただけなので、今回は以上です。

※※※完全版作り次第、追記します!※※※

コンサート現場経験2回の新参者がファンの歓声の意味について考える

ジャニヲタになってからだいたい半年くらい経ちました。(9月14日にTwitterのアカウントを作ったのでそこを基準にしています。)

周囲に軽く引かれるほどのスピードと熱量でどっぷりハマってしまい、今ではすっかりジャニヲタ生活も板についてきたと自覚し始めているところです。当初は現場には行かなくてもいいかなあと思っていたのです*1が、現場には絶対に行った方がいいとジャニヲタの知人に凄まじい勢いで諭されるがままに、ここ2ヶ月で以下の現場を経験しました。

・2/6 Sexy Zone カラフルEyes購入者特典ファンミーティング @静岡
・3/20 ジャニーズWEST ラッキィィィィィィィ7 @新潟(以下ラキセ)
・3/26 Sexy Zone Welcome to Sexy Zone @名古屋(以下ウェルセク)

この現場経験の少なさでコンサートについて何か物申すのは恐れ多い*2と思いつつ、あまりまだジャニーズの現場に染まっていないからこそ言えることがあるのではないか、そう考えながら記事を書いています。

まず思ったこと、率直に言わせてください。

ラキセに比べてウェルセク、歓声が!小さい!客の一体感が!無い!

ファン層、会場、セトリ(C&Rや合いの手のある曲数の差、シングル曲のノリやすさなど)、演出、グループの雰囲気などの違いからして一概に比較できるものではないことは重々承知しています。ただ個人的にジャニーズのコンサートはどのグループでもファンの歓声が凄まじいものだと勝手に思っていたので驚きました。

ちなみにSexy Zoneを応援している身でありながら自分にとって初のコンサートがジャニーズWESTのそれになったのは友人から同行のお誘いをいただいたからです。*3

例のバナナペンラを携えて初めて体感するジャニーズのコンサートは目まぐるしく時間が経過し、まさにジェットコースターのようでした。ちなみに会場である朱鷺メッセは、だだっ広い体育館という印象でした。何というか、全校集会みたいな感じです。とにかく客(自分も客ですが)の声の大きさと揃い具合にびっくり。これは会場が平場であることも由来しているとは思うのですが、それを抜きにしても凄かった。これがジャニーズのコンサートなのか。これがいわゆる万単位で集まったジャニヲタが発する黄色い歓声ってやつか、素直にそう思いました。

ラキセに比べたらウェルセクは歓声が小さい。それが私の抱いた率直な感想なのですが、そもそもコンサートにおいて歓声を上げることは必要なことなのか。歓声が小さいことはいけないことなのか。ヲタク(ファン)が歓声を上げることにはどんな意味があるのだろうか。そのことについて考えるにあたって、ちょっと文章を引用させてください。

ダ・ヴィンチ』(とっつーが連載を持っていた月刊誌。最近A.B.C-Zの特集が組まれていた雑誌です。他担の私でもこの特集の読み応えは半端なかったです。ここでこっそりとオススメいたします。)にお笑いコンビオードリーの若林正恭さんが寄せているエッセイを書籍化したものがあります。先に発売された単行本『社会人大学人見知り学部卒業見込』と、昨年末に出た文庫版『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』(単行本未収録分も追加)があるのですが、ここで「辞めた芸人」(文庫版のP158‐161)より一部引用したいと思います。芸人を辞めて他の仕事に就きながらも、素人コンテストに出場してしまうなど、なかなか舞台に立つことを辞められない元芸人仲間たちの存在について述べた後に続く部分です。

 みんな口を揃えて言うのが、大勢の人間の笑い声には中毒性がある。ということだった。
 このあいだ、精神科医の人と話をしていてお笑い芸人を目指す人の特性について聞いた。即答で「人間不信でしょうね」と言われた。
 笑うという反応は人間の中でも嘘のつきにくい反応なのだそうだ。
「若林さん、例えばお芝居に出たとして、終わってから楽屋に挨拶にきた人が『いいお芝居でした!』と言ったら信用できないでしょ?」と聞かれた。ぼくは、「はい、信用できません」と素直に答えた。「じゃあ、お笑いライブでウケてたら信用できるでしょ?」と問われ、「はい」と答えた。スベった時の静寂も信じられるけど、という言葉は飲み込んだ。
「それを求める人がお笑い芸人を目指すんじゃないですか?だから、クラスの人気者とかイケメンとかで満たされている人に面白い人いなくないですか?」と聞かれ、それだけではないだろうけどと感じつつも妙に納得してしまったのである。
 ぼくは、去年『芸人交換日記』という舞台で真面目なお芝居をずーっとした後、最後に漫才をやったのだが、漫才をやっている時にお客さんの笑い声を聞いて圧倒的だなと驚いた。
 それは、反応への実感性と信用度だ。


若林正恭『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』KADOKAWA、2015年12月)

このエッセイを読んだ後、「反応への実感性と信用度」という言葉がとても心に残りました。

「反応への実感性」は文字通り、観客という生きた人間の反応を、肌身にダイレクトに感じること。その「反応への信用度」とは、笑いが嘘のつきにくい反応であるからこそ、笑いという反応を得られることが信頼できるということ。

さて、アイドルもまた、板の上に立つ職業です。もちろん映画やドラマ、バラエティなどで、俳優ないしテレビタレントとしての仕事もしますが、根幹をなすのはステージで歌って、踊ることだと私は考えています。

ファンの反応はファンレターなりエゴサなり様々な方法で窺い知ることができるわけですが、アイドルにとってファンの反応の実感性を得られる(直の反応を受け取れる)のはどのような時かを考えてみると、それは間違いなくファンの前でパフォーマンスをする時です。

お笑い芸人にとって、反応の実感性を得られるのが舞台での漫才やコントなどであるとすれば、アイドルにとってそれに相応するもの(の中で最たるもの)はコンサートでのパフォーマンス(歌・ダンス・MCなど)だと思うのです。

芸人さんにとっての「笑い」(演者が実感性を得ることができる客のリアクション)に相応するものは何か。それは「歓声」ではないでしょうか。(ペンライトやうちわなど視覚情報から得られる実感性もあるとは思います。例えば自分のうちわの数で人気の度合いを実感したり、というように。ただし今回についてはペンラやうちわという物理的なものを介したものではなく、ダイレクトに客の生体反応である「歓声」について考えます。)

そう考えるとコンサートにおける「歓声」が強い意味を持つように思えてなりません。

ちょっと話は逸れるんですが、私はアイドルに興味を持つようになる前には握手会やハイタッチといった接触系イベント=認知厨・接触厨のためのイベントだという偏見を持っていました。しかし、こういうイベントはファンが直接言葉を伝えることのできる機会であり、ファンの存在をダイレクトに感じられる(反応の実感性を得られる)イベントでもあるのかなと違った見方もできるようになりました。(認知厨の)ファンが個人としてアイドルに認知してもらうことを目的とするイベントばかりだというわけではなく、ファンという個体が数多く存在している(不特定多数のファンが確かに存在している)ことをアイドルが実感することのできるイベントでもあるのかな、と。

(まあ、そう思う一方でアイドルには隔絶した世界にいてほしい。ましてSexy Zoneは況やをや、な気持ちも強いので易々と自分が触れる距離にいないでほしいとも思っています。)

実際のところ、ライブの楽しみ方は人それぞれです。ペンラは買わなければならない。うちわは持たなければならない。そんなルールはありません。ずっと双眼鏡を覗いていたっていい。メモ帳にペンを走らせていたっていい。歓声をあげるのもあげないのも個人の自由。

その一方で「ちょっと~みんなもっと声出してよ~!」と合唱コンクール前の女子のような気持ちになってしまうのも十分に分かります。ライブの主役であるアイドルに声を出してほしいと思われていたら(言われたら)声を出したい。現に勝利くんはどこぞの媒体で「キャーキャー言ってね」と軽く意思表示してましたし。求められたらその気持ちに応えたい。あなたたちアイドルの存在に私たちがどれだけ夢中になっているか、歓声を上げるというアクションで伝えたい。聴覚に訴えたい。鼓膜に響かせたい。応援している者の存在を知らしめたい。会場が一体になって、彼らにダイレクトに実感させたい。反応を、実感してほしい。そのためには一人でも多くの客が積極的に声を出す必要があるからです。一人の努力でどうにもなるものではないのですから、呼びかけたくなるのは至極真っ当な考え方だと思います。

ウェルセクに参戦して、こちらが求めてばかりは申し訳ないな、そう素直に思いました。私たちの心を満たしてくれる彼ら。彼らの心を私(たち)が満たしてあげたい。(自分の声で彼らのステージ上での承認欲求を埋めてあげたいなんて思い上がりもいいところだな、とも思うのではありますが、せめて煽られた時の「イェーイ」やSexy Zoneコールは全力で応えたい、そう思いました。)

だって、上の上(胸)までは出せないけれど、声は出せるからね!

そういうわけで、次に現場に入れるのはいつだろうな、と思いつつ、黄色とまではいかなくても黄色に近い声が出せるように老化を止めたいと願うばかりです。

 

 

と、名古屋終わりで書いてました。先週の福岡、今週の札幌、とても盛り上がったみたいですね。レポを読んでほくほくしています。

私はこの後は参戦する予定はない(グッズ参戦はもしかしたらするかもしれないです)のですが、残りの公演もSexy Zoneとファンとが素敵な時間と空間を共有できることを自宅よりお祈りしております。

 

*1:田舎育ちなためそもそも芸能人のいる場所に足を運ぶという考えが欠如しているせいです。こればっかりは仕方ない。

*2:ちなみにジャニーズ以外についてもコンサート自体ほぼほぼ行ったことがありません。唯一それらしいのは某テニス漫画の声優がキャラソンを歌うライブ@パシフィコ横浜くらいです。何年前だろう。

*3:行くからには失礼のないようにアルバムを聴き込み、前もってコンサートの映像を鑑賞して、ばっちり予習をしてから向かいました。

祝!ウェルセク発売!『Electric Shock』に関するふまけんの発言まとめ

2016年2月24日、Sexy Zone4枚目のアルバム『Welcome to Sexy Zone』が発売になりました。

今回のアルバム収録曲、5人での曲はもちろん素晴らしいのですが、さまざまなユニットでの楽曲が収録されていることもまた魅力です。ジャニワで歌われていた健人くんと勝利くんの『New Day』や聡くんとマリウスくんの『Sweety Girl』などですね。

こちらのブログの過去記事読んでくださっている方ならお分かりかと思いますが、わりと重めなふまけんシンメ厨な私。そんな私が特に夢中になっている曲は、言わずもがな『Electric Shock』です。健人くんと風磨くんのハモりの美しいこと美しいこと。聴くたびに感電しています。からだがしびれてうごけない。まひなおし下さいって感じです。

聡「『名前のない想い』ぶりに、ふまけんも復活してるよ(笑)2人で新しい曲、歌ってるみたいです」
健人「おい(笑)。ポイント攻めか!」
風磨「はーい。めっちゃカッコいい曲、歌ってまーす(笑)」
(『週刊ザテレビジョン』2016年第8号、KADOKAWA、2016年2月17日発売)

このように我らがふまけん広報大使松島聡くんもおすすめしているふまけんの新曲『Electric Shock』について、各媒体でのふまけんの2人の発言を整理しておきたいと思い、この度キーボードを叩いております。

今回のアルバム、風磨くんは自身のソロ曲と聡くんとマリウスくんとのユニット曲で作詞をしていますし、健人くんは自身のソロ曲では作詞をしています。ただし『Electric Shock』では作詞はしていません。では楽曲の制作に対して、2人はどのようなアプローチをしたのでしょうか。

健人「菊池との「Electric Shock」は、菊池が作詞家さんを指定して、オレが入れてほしい言葉を挙げて作ってもらったダンスナンバー。“プラマイ0”はオレのリクエストだよ。とにかく対極な2人の感じと、無限大の可能性を曲に込めてもらってて、これからライヴに向けて作っていくパフォーマンスも超刺激的になると思う。ライヴ会場ではファンも大興奮しちゃうはずだよ♡」
(『QLAP!』2016年3月号、音楽と人、2016年2月15日発売)

健人「スタッフさんから2人で歌ってほしいと提案していただいたので、どうせならパンチの効いているのがいいなと思って、この曲になりました。Sexy Zoneの中でパンチが出せるのはやっぱり僕と菊池だと思うし。“プラスマイナス0の先には何があるのか”っていうテーマは僕が決めて。歌詞はラブソングではなく、2人の男の物語になっています。男同士の対等な友情って感じかな」
(『月刊ソングス』2016年3月号、ドレミ楽譜出版社、2016年2月15日発売)

まず注目したいのが作詞家さんを指定したのは風磨くんであるということ。作詞を担当しているのはケリーさん。『With you』でデビューした後、“俺とオマエこれでライバル 明日も明後日もライバル”な、ふまけんメイン曲『GAME』、風磨くんのソロ曲『rouge』の作詞を手掛けており、Sexy Zone界隈では有名な作詞家さんでいらっしゃるかと思います。とりわけ今回の『Electric Shock』の作詞がケリーさんだと判明した時には、ふまけんのライバル関係推し曲『GAME』で有名なケリーさんがこの度ふまけんが2人で歌う詞を書いてくださるということで楽曲への期待度がより一層高まりました。

そして、“プラスマイナス0の先には何があるのか”というテーマを指定したのは健人くん。“プラマイ0”という言葉をリクエストし、とにかく対極な2人の感じと無限大の可能性を曲に込めてもらったということで、歌詞には風磨くんよりも健人くんの希望が組み込まれているようです。それでは、健人くんが“プラマイ0”をリクエストした、その意図とはどのようなものなのでしょうか。

健人「菊池との「Electric Shock」は火花が散るような男と男の歌。作詞家さんには「プラマイ0」って言葉を使ってほしいってお願いしたんですよ。人間の要素にはプラスマイナスは必ずあって、お互いのプラス、マイナスは引き合えば必ずゼロになる。そこから芽生える友情みたいな。彼との曲ではそういうエピソードが一番いいなと思って。バリバリにエロいから、ライブでは女の子たちが感電しちゃうんじゃないかな(笑)?」
(『月刊テレビファン』2016年4月号、共同通信社、2016年2月24日発売)

「彼との曲ではそういうエピソードが一番いいなと思って」と言及しているように、風磨くんとの曲であることを強く意識して「プラマイ0」という言葉を選択していることがうかがえます。また、その意図を「人間の要素にはプラスマイナスは必ずあって、お互いのプラス、マイナスは引き合えば必ず0になる。そこから芽生える友情みたいな。」と発言しています。「そこから芽生える友情」とは前述の『月刊ソングス』に倣えば「男同士の対等な友情」ということになり、この曲の歌詞には健人くんと風磨くんがそれぞれ持っているプラスとマイナスが引き合って0になること(相互補完してフラットになること)と従属的ではなく対等的な2人の関係性(B.I.Shadow時代から常にシンメとして苦楽をともにしてきた2人の関係性)が表されているのだと私は解釈しています。

その意識が如実に表れている部分が1番Aメロかと思います。

対極のOne-To-One プラマイ0なら
白も黒も 未来も過去も
消えるBorder Line 解け合うYou&Me
計り知れない Powerに変わる

中島健人菊池風磨Electric Shock」、Sexy Zone『Welcome to Sexy Zone』、PONY CANION、2016年2月24日発売)

健人くんのリクエストの「プラマイ0」「とにかく対極的な2人」からプラス(陽)極とマイナス(陰)極の電極がイメージされていることは、曲名が「Electric Shock」(=感電、電撃)であることからもわかります。

「プラマイ0」になる「対極のOne-To-One」

健人くんと風磨くんはシンメであって物理的な立ち位置が対称的ですが、その内面が対照的(性格が正反対)でもあります。まさに対極の2人。

「人間の要素にはプラスマイナスは必ずあって、お互いのプラス、マイナスは引き合えば必ず0になる」と健人くんが発言しているように、ふまけんは対照的な2人だからこそ、健人くんがしない(できない)ことを風磨くんがして、風磨くんがしない(できない)ことを健人くんがする、補完的に作用できる2人だと私は考えています。

以下にカラフルEyesリリース時のインタビューを引用しておきます。

風磨「俺、グループを客観的に見られてると思ってるの。勝利はグループの真ん中やってるの大変だと思うけど、そんな役目を背負ってるからこそ、勝利も俯瞰できてるよね」
聡「あ~。そうかも!」
風磨「中島は、真っすぐ前を見る人だと思う。中島はそれだけで十分。真っすぐ先へ突き進んでもらって、いい意味でグループを引っ張ってほしいよね。まぁ、メンバー全員に言えることだけど、誰か一人の成功がグループのためになるから」
健人「もちろん!グループならではのいい相乗効果を生み出したいよ。(後略)」
(『ザテレビジョンCOLORS』vol.19 RED&WHITE、KADOKAWA、2015年12月24日)

自分(と勝利)がグループを客観的に見ているから、中島は真っすぐ前を見るだけで十分。前を見ている中島が見られない部分は自分が見るから、中島は真っすぐ先へ突き進んで引っ張ってほしい。そんなふうに私は受け取りました。
先日始まったカラフルEyes購入者特典ファンミのMC会場ごとに交代制なのですが、実質トークを回すことが多いのは風磨くんだなあと静岡ファンミ1部に入って思いました。番組出演時にも求められるままにラブホリ的な発言をする健人くんのフォローをするのが風磨くんという状況が多いように思えますし、最近のSexy Zoneのトークのバランスをとっているのは風磨くんかなあと感じています。グループを客観的に見る姿勢は、スムーズに回し役を務めるあたりに目に見えて現れてきているのではないかなあ、と。

前を向いてグループを引っ張るエースの健人くんには務められない、グループ内での役割を果たしていこうとしているのではないか。ここのところの風磨くんを見ているとそう感じます。

ふまけんの対照性と相互補完性については以前の記事で詳しく書いていましたのでここでは割愛します。(宜しければこちらの記事をお読みください。)

さて、歌詞に戻りまして、そして次に続くのは「白」と「黒」という言葉。

“健人くんの白王子も見てみたい、黒悪魔は(菊池)風磨くんで見たい”なんてファンからの声も!?
「そういう声、俺の耳にも入ってきた(笑)。黒悪魔は顔がキツ過ぎないヤツがいいだろうなと思ってたから、菊池イイね。いやアイツも黒も白もできるな。確かに面白い。(後略)」
(『週刊ザテレビジョン』2016年第9号、KADOKAWA、2016年2月24日発売)

まあ、この発言は役の例えに過ぎないものなのですが。やはりふまけんを色で表すのであれば健人くんが白で風磨くんが黒(もしくは赤青)というイメージが強いのではないでしょうか。白黒はコンサートでのふまけんコーナーの衣装を彷彿とさせますよね。健人くんが白で、風磨くんが黒。
ただ、ここで「アイツも黒も白もできるな」と言っているのがポイントだと思っていて。健人くんが(自分も)アイツ(風磨くん)も黒も白も演じることができると考えているのは面白いなあと思います。
健人くんが「黒崎君の言いなりになんてならない」への出演を機に役作りに徹してドSモードに入っていましたが、一方の風磨くんは何だか雰囲気が柔らかくなったように私には感じられました。
健人くんが白が似合う時には風磨くんは黒が似合うし、健人くんが黒に徹した時には風磨くんが白に転じることができるのかも。
健人くんが白で風磨くんが黒という固定観念も、彼らのハモりのように反転させられるのかもしれません。

健人くんと風磨くんは全くもって真逆なアイドルだと思います。健人くんにできないことをする風磨くん、風磨くんにできないことをする健人くん。きれいに補い合えるほどに対極的な2人だからこそ、まるで磁石のN極とS極が引き合うようにぴったりとくっつくというわけですね。まさに「消えるBorder Line」で「解け合うYou&Me」です。
健人くんと風磨くんのプラスとマイナスがぴったり引き合って(ふまけんが一つになって)「計り知れないPowerに変わる」のだと考えながらこの曲のハモりを聴くとまた一段と壮絶にエモいです。

まだまだふまけんの発言があるので紹介します。

風磨「♪エレークトリック、ショーック! ねぇ、めっちゃカッコ良くね?」
健人「この曲最初に聴いたときからシビレた」
風磨「今までとは違う歌い方に挑戦してみたよ、俺は」
健人「確かにそうかも。この曲はボーカルの甘い部分を引き出す力を持ってると思う」
風磨「パワーもあるよね。俺、言われたの。この曲の俺の声、パワーがあるって」
健人「あるね。エロスもパワーもいろいろ持ってる曲」
風磨「エロス(笑)、そうきましたか」
健人「パワフルな甘エロって感じ?」
風磨「ほう」
健人「甘いエロスがあるけどパワフル」
風磨「ぜいたくだな(笑)」
健人「危機感感じながら、縦ノリで、どんどん進んで、サビにあなたを誘うよ!」
(『週刊ザテレビジョン』2016年第8号、KADOKAWA、2016年2月17日発売)

風磨「あと、歌い方でいうと「Electric Shock」は“がなる”感じにしてる。キレイに歌う曲が多いから、アクセントにしたかったんだよね。」
(『月刊TVガイド』2016年4月号、東京ニュース通信社、2016年2月24日発売)

歌い方へのこだわりを語る風磨くん。健人くんはこの曲を「パワフルな甘エロ」と表現していますが、ふまけんの声が重なることで上手いこと艶っぽさが増幅していると思います。
昨年のサマパラの勝利くんソロコンの『BAD BOYS』を聴いた時に感じたことなのですが、勝利くんとJr.たちが歌うそれが初々しく若々しい声であるのに対して、原曲(つまりふまけんと一緒に歌っている時)は、声の重なった時に重みというか、パワーを感じるんですよね。そこもふまけんの歌声の魅力かなと思います。
ふまけんによる歌唱と言えば、昨年末の少クラのクリスマススペシャルでの『愛のかたまり』は記憶に新しいです。何といってもふまけんのハモりの逆転には耳を疑ったわけですが、今回『Electric Shock』ではハモりが入れ替わったり、1番と2番で歌割りが入れ替わったり。ふまけんにとってはもはやハモり入れ替え芸は確立されたものなのでしょうか。さらに驚くのはそのハモりについて全く雑誌などで言及してこないこと。わざわざ言うまでもない、自分たちが綺麗にハモるのは当然だとでも思っているのか、はたまた驚かせたかっただけなのか。いずれにしてもこの曲、ハモり出した途端に一気に鳥肌が立ちます。絶対に聴いて損はないです。

そういうわけで、曲にも歌声にも感動しながら、CDを聴くだけで十分幸せな気持ちになっているのですが、このアルバムを引っ提げたツアーが来月から始まります。

風磨「中島との「Electric Shock」は、ライブでは踊りで魅せられればいいかなと。」
(『月刊テレビファン』2016年4月号、共同通信社、2016年2月24日発売)

風磨「中島との「Electric Shock」は、ライヴパフォーマンスでどう魅せられるか、これから話して作り上げていく予定。楽しみにしてて!」
(『QLAP!』2016年3月号、音楽と人、2016年2月15日発売)

風磨くんの発言、ライブパフォーマンスにも期待が高まりますね。ダンスも楽しみですが、個人的に衣装も楽しみです。白と黒で決めてくるのでしょうか。 

健人「ユニット曲「Electric Shock」は作詞家さんを菊池が決めて、テーマを決めたのが僕。コンサートで歌ったら会場のみんなはきっと感電するだろうね(笑)。」
(『月刊TVガイド』2016年4月号、東京ニュース通信社、2016年2月24日発売)

(コンサート会場に行く前にすでに感電はしているのですが)ふまけんの『Electric Shock』のパフォーマンスが生で拝めると思うと、ますますツアーが楽しみですね。

そんな『Electric Shock』が収録されている『Welcome to Sexy Zone』は絶賛発売中です。
初回限定デラックス盤には「壮絶Sexy寺修行」というTwitterでトレンド入りを果たしたタイトルの企画映像や、Sexy Zoneの5人の美しい御姿を堪能できるリード曲MV(と例のSexy Zone事件が発生するメイキング)などが収録されたDVDも付きます。おすすでです。

ジャニーズを嫌いになんてなれない

FNS THE LIVEでのV6メドレーをはじめとした年末年始番組でのジャニーズのグループ同士の共演、とりわけカウントダウンコンサートは見ていて感慨深いものだった。幸福感に満たされていた私は、自分は中島健人くんを、Sexy Zoneを好きであるのと同時に、ジャニーズが好きなのだなあという考えに至っていた。

そういうわけで私はここのところずっと考えていたところだったのである。私はどうしてジャニーズに魅かれているのか。どうしてジャニーズが好きなのだろうか、と。ジャニーズで頭がいっぱいになっていたのである。

カウコンをはじめとした年末年始の番組を編集してその余韻に浸りながら、その理由をこねくり回して考えていた時に舞い込んできたのが、SMAP分裂・解散報道であった。

SMAPにこんな仕打ちをするジャニーズ事務所が好きか?ジャニーズが好きだと胸を張って言えるのか?ますますジャニーズについて考えを巡らすことになった。

そもそもジャニーズって何だろう。

端的に言えば、事務所の名前だ。歌手・俳優を多く抱えるアミューズ、主に芸人が所属するプロダクション人力舎、近年はアイドルに力を入れているスターダスト・プロモーション。所属タレントの分類で言えば、数多ある芸能事務所のうちで男性アイドルに特化した事務所、それがジャニーズ事務所だ。

小さい頃から私の生活の中にテレビは当たり前に存在していたし、テレビを見ない日なんてなかった。学校に行く準備をしながら、家族と夕食を食べながら、親に隠れて夜更かしをしながら、私はテレビに夢中になっていた。テレビを見るのがとても好きな子供だった。テレビにはいろんな肩書きの人が出る。司会者、俳優、アナウンサー、芸人、アイドル…。男性アイドルの代表といえばジャニーズ、その図式は絶対だった。

ジャニーズ。ジャニーズは「かっこいい」のだ。ここでいう「かっこいい」とは「かわいい」の対概念というよりは、見た目が、言動が、オーラが、魅力的という意味だ。ジャニーズは歌って、踊って、演技もして、面白いこともする「かっこいい」人たち。いつしかテレビでジャニーズを見るのが好きになっていった。*1そして、幼い頃に刷り込まれたこの「かっこいい」イメージは、今も変わることはない。
当時は、ジャニーズが出るというだけで、ドラマを視聴する理由になっていた。『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』は当時の私にはその脚本の過激さは露ほどにも理解できなかったけれど、画面に映るタッキーがかっこいい。それだけで満足だった。
物心ついた時にはジャニーズにKinKi Kidsも、V6も、TOKIOもいた。私が小学校に上がってから嵐もデビューした。まだデビューしていないけれど今井翼くんは『Summer Snow』にも『ネバーランド』にも出ていて、とてもとてもかっこよかった。翼くんの他にもジャニーズJr.がたくさんいて、顔と名前を一致させて知ってるJr.が増えていくのが楽しかった。
ジャニーズにはいくつもグループがあるけれど、その一つ一つに個性があって、違っていた。でも、みんなかっこよかった。私の考える、かっこいい、キラキラした、テレビの中で輝いているジャニーズだった。そしてそのグループたちのトップに君臨するのがSMAPだったのだ。*2

そう考えると小さい頃から私にとって、ジャニーズは単なる事務所の名前ではなかった。
ジャニーズの人たちは否応なしに「かっこいい」存在。(それらの巧拙は別として)歌って、踊って、演技もして、面白いこともする。(今となってはそのイメージの礎は間違いなくSMAPによって築かれていたように思う。)「ジャニーズ」という言葉には、常に文句なしに「かっこいい」というプラスイメージが付随していて、単なる「ジャニーさんの(Johnny's)」という意味ではなくなっていたのだ。

たとえジャニオタでなかろうと、ジャニーズは生活の中に当たり前にあった。ドラマを見れば出ているし、雑誌を買えば載っている。熱狂的なファンでなくても、ジャニーズ=「かっこいい」というイメージは変わることはなかったし、ジャニーズの他に女性から歓声を浴びるような人たちがいたとしても、やはりジャニーズはそれらとは区別される特殊な存在なのだと自然と考えていた。

恥ずかしながら、私は昨年の夏に本格的にSexy Zoneにハマって、初めてジャニーズのコンサート映像を目にし、そのエンターテインメント性に心打たれた人間だ。それまではコンサート映像を通して見たことはなかったのだ。見た瞬間、こんな世界があったのか。どうして今まで触れてこなかったのだろうと後悔せずにはいられなかった。(我が儘を言えば、リアルタイムでYou&Jを目にしたかった。)
ジャニーズの本領ってテレビじゃないんだ。ステージなんだ。ステージで輝くアイドルなんだ。いろんな魅せ方で、ドームで、アリーナで、何万人ものファンを沸かせる。会場に足を運んだファンと時間と空間を共有して幸福感で満たしてくれる。とんでもない存在なんだ。

総じてジャニーズはファンを幸せにしてくれる存在。ステージで、テレビで、雑誌で、様々なアプローチで幸せな気持ちにさせてくれる存在なのだ。
Sexy Zoneマリウス葉くんは「ジャニーズに入って人を幸せにするんだ」という決意のもとに日本にやってきたと自ら明かしているわけだが、現に私は日々Sexy Zoneの存在に幸せな気持ちにさせてもらっている。

「ジャニーズ」という言葉は、もうその言葉自体に所属する男性アイドル(グループないし個人)が積み重ねてきた「かっこいい」のイメージが含まれていて、それらは同時に彼らを形容する言葉となっている、というかもはや一つの概念みたいなものになっているのだ。
例えば中島健人くんが番組で甘い言葉を言い放った時に共演者にさすがジャニーズって言われたり、菊池風磨くんが番組で走り高跳びの時にいきなりベリーロールをして「やっぱり即興で出来ちゃうのが…ジャニーズ」って言ったり。外からジャニーズは「かっこいい」と思われているし、当人たちもジャニーズは「かっこいい」と自覚している。
芸人さんたちと対決するゼウスのようなテレビ番組での対決企画で、ジャニーズだから、ジャニーズとして、負けられないってプライドを持つように、もうジャニーズ事務所に所属している以上、所属タレントは「ジャニーズ」を負っている。

つまり、「ジャニーズ」=「かっこいい」はもう確固たるブランドイメージとしてあるわけだ。

ジャニオタのみならずもはや全国民がご存じであろうSMAP分裂・解散騒動及びスマスマでの謝罪。私の心は容易に言葉にできないようなモヤモヤした気持ちでいっぱいになっている。
特に引っかかっている部分は大きく分けて二つあるのだと思う。第一に、存在は絶対だと信じていたグループの存在がタレント本人たちではなくてマネージメント側が原因となって脅かされるという事態が起こってしまったこと。第二に、この騒動でジャニーズ事務所が怖いというイメージがついてしまったことへの悔しさ。まだモヤモヤしているから上手くまとめられないけれども、おそらくはこの二つが大きい。

ファンにとってアイドルは究極に言えば存在してくれるだけで幸せ。逆に言えば存在してくれない世界なんて、ファンにしたらもう生きた心地がしない。そんな大切な存在たちのマネージメントを行って商売をしているのだ、アイドル事務所というものは。

日本を代表する男性アイドル事務所の数多のグループのトップにいるSMAPの存在が、どうやら事務所経営幹部陣の後継争いが起因して脅かされた。そういった情報は報道によるものだから、その事細かな経緯について私たちは分からないし、その実情を知る由もない。ただ、確かにその存在が危ぶまれ、ジャニオタのみならず国民に衝撃を与えたことは確かなのだ。

私が物心ついた時、あの5人のSMAPはもう当たり前に存在していて、ジャニーズのデビュー組のグループたちの一番の古株でトップだった。私はそういう時代に生まれたから、ジャニーズの人気グループが解散するという姿を見たことがない。この騒動に対するショックがより大きく感じられるのは、そのせいかもしれない。
でも、確かに言えることは、SMAPには存在していてほしい、ということ。ファンとか、ファンじゃないとか、ジャニタレが好きとか、好きじゃないとか、そういう問題じゃなくて。誰かがTwitterSMAPはインフラみたいなものだと言っていた。まさにその通りだと思う。生活の中に当たり前のように存在しているという意味で、SMAPはインフラみたいなものなのだ。無い世界を受け入れられそうにない。ジャニーズが好きだと自覚し、主体的に自分の好きなグループのCDを買って、雑誌の情報を追いかけて、応援している今なら尚更だ。SMAPにはいてほしい。追いかける大きな大きな背中として、温かい眼差しを向けてくれる先輩として、ジャニーズのトップのグループでいてほしい。そして、生放送であんな顔で謝罪されることなんて求めてない。SMAPって、私が物心ついた時から今に至るまでずっと「かっこいい」んだから。

芸能界というマーケットでタレントという商材を売り込んで利益を上げていく以上は、事務所の方針とか経営とかそれに付随するような裏事情があるのは仕方ないのかもしれない。でも、仮にもアイドルで夢を売って商売しているのだから、所属タレントのイメージと事務所のイメージを乖離させないでほしかった。所属タレントは「かっこいい」アイドルだけど、彼らを管理している事務所は「怖い」なんてイメージを世間に植え付けないでほしかった。裏なんて知らないよ。表向きは「素敵な夢を見させておくれ」よ。(勝手な我が儘だけど、ジャニーズが「かっこいい」姿を見せた時に、脳裏に事務所のそういう怖さが少しでもチラつくのは嫌なんだよ。)ましてその諍いがグループの存在に影響を及ぼすなんて論外だ。

所属タレントは事務所の人質、傀儡、操り人形。事務所の言うことは絶対。SMAPであろうと逆らえない。今回の一件でジャニーズ事務所と所属タレントにはそういったイメージがついたとは思う。
ただし、そもそもアイドルってデビューできるかどうかだって自分の意思で決められるものではないし、そのプロデュースには多分にオトナが介入する(操るという言葉は適切でないにしても、グループを売り出す方向性はオトナが決めるものであって、当人たちはそれに従わざるを得ない部分もあるのではないだろうか。)ものであることが前提としてあるのではないだろうか。
だから、時にはファンが憤りを感じるレベルの非情なまでの理不尽を強いられることだってある。例えば、Sexy Zoneはデビューしてからメンバー間で圧倒的な格差をつけられたり、ひいてはメンバー流動化(実質の5人→3人体制)が発表されたり、ファン以上に当人たちは苦しい思いを抱いているはずだ。
それでも彼らは自らの意思で、この事務所に残るということを選択しているのだろうと私は考えている。(ジャニーズの所属タレントの事務所との契約(期間や更新)の実態は分からないけれど、田口くんを見る限り、辞意があれば契約期間満了で辞めるという選択をできるものと考える。)ジャニーズ事務所に所属して、(時に意に沿わない処遇を受けることがあったとしても、)「ジャニーズ」のイメージを負って、アイドルとして生きるということを選んでいるのだ、と。

Sexy Zone中島健人くんは、ジャニーズに憧れて自らその門を叩き、青春を捧げ、自分がジャニーズであるという誇りを胸に今、アイドルとして生きている。

自分の好きなアイドルが愛しているジャニーズを、私も愛していたい、私はそう思う。

そして、健人くんに限らず、所属タレントはきっとみんなジャニーズに青春を捧げて「ジャニーズ」を負って生きている。
誰もがジャニーズJr.として先輩や後輩に囲まれながら長短はあれど下積み期間を経験する。コンサートで先輩のバックについたり、少クラなどの番組に出演したり、ドル誌に載ったりして、その露出が増えていく。そして限られた者のみが掴み取れるのがデビューという道。結局のところはアイドルが育つ環境とチャンスを与えてくれる(一方で取り上げられることもある)のは事務所だし、世に出してくれるのも事務所だという現実を忘れてはならないと思う。ジャニーズ事務所は非情な理不尽を強いることもあるけれども、彼らがそれを承知したうえで、生きていく場所として選んだ(でいる)ところなのだ。
ジャニーズに憧れ、ジャニーズに育てられ、ジャニーズを負って、ジャニーズを誇って、ジャニーズの一員として生きているんだ。

私は結局ジャニーズを嫌いになんてなれないと思う。カウコンを見てあの煌びやかな世界に圧倒されたり、「FNS THE LIVE」のV6メドレーで後輩グループと一緒に歌うV6の誇らしげな笑顔と緊張しながらも嬉しそうな後輩グループの面々を見て感動したり、ジャニーズを見て幸せな気持ちを抱くのは、事務所の実態がどのようなものであろうと変わりはしない。

私が知りたいのは所属タレントが見せてくれる、アイドルを全うする「かっこいい」姿で、好きになるのはそのアイドルそのものだ。真実を知り得ない事務所経営幹部陣の事情によって、その気持ちまでもが左右されるとは思えない。

ジャニーズについて考えてモヤモヤしていたことを思うままにだらだらと吐き出したから、だいぶ支離滅裂になってしまった。

スマスマ生放送の視聴率の高さから言って、世間からジャニーズ事務所=怖いという印象を持たれたことは事実だと思うし、自分の好きなアイドルの所属する事務所にそのようなイメージが付与されてしまったことに憤りや悔しさを感じないわけではない。しかし、私にとって、ジャニーズのアイドルのイメージは「かっこいい」ままだし、中島健人くんというアイドルを育んでくれた、世に出してくれた、ジャニーズ事務所に感謝する気持ちも消えてはいない。
きっと楽しいことだけじゃない。「ジャニーズ」を負うことで制約されることだってたくさんある。それでも「ジャニーズ」として生きることを選択したアイドルを、私を幸せな気持ちにしてくれるアイドルを、これからも心から応援していきたい。私の好きなアイドルを育んだ「かっこいい」「ジャニーズ」を、これからも心から好きでいたいと今は思う。

*1:田舎育ちなのでコンサートに行くという発想が欠如している。

*2:ちなみに私が生まれて初めて買ったCDは中古で売られていた『SHAKE』だ。今は懐かしき8cmCDである。

Sexy Zoneの“センター”佐藤勝利と“エース”中島健人

昨日の「FNS THE LIVE」はドルオタに優しい3時間でしたね。フジテレビさんにダンケダンケダンケシェーン。残す歌番は紅白にカウコン、HDD残量とにらめっこする毎日はまだまだ続きそうです。

さて、新曲『カラフルEyes』をリリースしたばかりのSexy Zone。先月5周年イヤーに突入したということもあって、各媒体では単に2015年を振り返るだけでなく今までのグループの活動を通しての変化について語ることも多いように思えます。

その中でも特に日刊スポーツのサタジャ二での、勝利くんによる健人くんについての発言が目に留まりました。Twitterでもちょこっと触れたのですが、もう少し考えて整理してみたいなと思ったので(重複する部分もありますが)こちらにも投下します。

“昔は1人で背負っていたけど、今はチームのエースになってくれた。チームを意識してくれる。”
(2015年12月12日付日刊スポーツ サタジャニ)

Sexy Zoneのセンターは言うまでもなく勝利くんです。“センター”である勝利くんが健人くんを“エース”と呼ぶこと。それはどんなことを意味するのか、考えてみたくなりました。

まず、センターとは何か。また、エースとは何か。センターとエースの定義に明確なものはありませんが、私にとってグループアイドルにおけるセンターとエースは、AKB48の二人によって形成されています。“センター”前田敦子と“エース”大島優子。真ん中(先頭)に立ち続ける宿命を負いながらオーラを放つのが“センター”で、他を圧倒するパフォーマンス能力を発揮して人を惹きつけるのが“エース”だと。

センターとは本来ステージ上で楽曲を披露する際の立ち位置に過ぎません。しかし、その楽曲を歌う場面において最前列の中心という最も目立つ場所に立つわけですから、そのグループの顔になることは間違いありません。グループを売り出すにあたって、基本的にセンターが固定されるのは自然なことでありますが、そうしてセンターを任されて立ち続けるということは、グループの顔としてプレッシャーを負い続けることをも意味します。エースもまた、立ち位置は真ん中(一番目立つ場所)ではないものの、パフォーマンスでファンを魅了してグループ人気を支え、その能力の高さでステージ業以外の外仕事も堅実にこなし、“センター”同様にグループの顔としての務めを果たします。

ただ、ジャニーズに関しては基本的にはアイドルとしての能力(ルックス、歌唱力、ダンス、ファンサ、アイドルとしての華・存在感・オーラなど)やファンからの人気が高い(能力については総合的に高い人もいれば、どれかが突出している人もいるかと思います。そこは個人差があるかと…。)“エース”が“センター”に据えられることが多いのかなあと勝手に思っています。つまりは、その時点で能力ないし人気がグループ内でトップの人間こそが0番に立つ、みたいな。端的に言えば“センター”=“エース”。歌もダンスも何でもこなす(その陰には並々ならぬ努力がある)Hey!Say!JUMPの山田涼介くんや、絶対に幸せな気持ちにしてくれるアイドルスマイルを放つジャニーズWEST重岡大毅くんのイメージ。

以前の記事でも書きましたが、デビュー当時の人気を鑑みれば、あのタイミングで健人くんがデビューを果たすなら、“エース”でありながら“センター”に(シンメとしての価値を考慮に入れれば仁亀のように風磨くんと二人で)立つと考えるのが自然だったのではないかと思います。

しかし、デビューに際して真ん中に立つことになったのは健人くんではなくて勝利くんだったわけで、負けず嫌いで向上心が強く、Jr.時代に前の立ち位置に行くことに並々ならぬ情熱を燃やしていた健人くんが悔しくなかったはずはないと私は勝手に思っているのですが、デビューしてからも“センター”ではないけれども、健人くんはステージ上で常にアイドルとしてのプライドを胸に全力で歌って踊って、演技にしろバラエティにしろ、一番外仕事をしてSexy Zoneの名前を売る“エース”として、グループの要として走り続けて今に至ります。

ふまけんという先輩に挟まれて“センター”を任された勝利くんと“エース”として“センター”の脇で走り続けてきた健人くん。現在ジャニワでは信頼関係がなければできない息の揃ったフライングで観客を魅了している二人の距離はこの一年でだいぶ縮まったと思っているのです(勝利くんをもう年下に見てないという健人くんの発言などから判断して)が、こうしてSexy Zoneの“センター”と“エース”というグループの顔が信頼を寄せ合う関係にあるのは、5人集まって再始動する今のSexy Zoneにとって非常に心強いことだなあと思います。 

ところで、サタジャニでの“今はチームのエースになってくれた”という言葉は、元より健人くんは“エース”だったわけなので、“エース”である健人くんのSexy Zoneへの帰属意識が「今は」強まったことを意味していると私は解釈しています。入所以来何があっても全力で「アイドル中島健人」で仕事に取り組んできた健人くんですが、その全力のスタンスは変えないままに、「アイドルグループSexy Zone中島健人」として仕事をするという意識がより強まってきたのかなあ、と。それはソロコンでSexy Zoneのメドレーに時間を割いたり、「Sexy Zoneの名前を守っていく」と最近よく明言していたりすることからも頷けるかと思います。

 

さて、前回ふまけんについて長々と記事を書き連ねたくらいふまけんが大好きな私ですが、かといって、ふまけんという関係性だけに固執してけんしょりという関係性を蔑ろには扱いたくないなあと考えています。以下は、今年下半期発売の雑誌からの健人くんの発言を引用したものです。

 

「(風磨は)いつでも俺に刺激をくれるから“人生のスパイス”かな。あいつが出てるドラマとか全部チェックしてるよ。もし菊池がいなかったら、俺の21年間の人生はもっとフツーだったのかもしれない。」
(『Myojo』2015年7月) 

 

「(勝利と)2人きりの空間になるとオレの心がマシュマロみたいに柔らかくなる。」

(『POTATO』2015年10月) 

 

健人くんにスパイスとして刺激をくれる風磨くんと、マシュマロみたいに心を柔らかくしてくれる勝利くん。

勝利くんは入所以来長い年月を(仲間としてだけでなく)ライバルとして(も)歩んできた、健人くんとシンメで正反対の性格の風磨くんとは違って、健人くんにとってのスパイス的存在にはなれないし、逆に風磨くんは健人くんと正反対の性格だからこそ勝利くんのようには健人くんの心をマシュマロにはできないわけで、中島健人という一人のアイドルの人生には常に刺激をくれる風磨くんも安心させてくれる勝利くんも必要な存在なのかなあと思います。

まだまだ世間的に認知度の低いSexy Zoneにとって、真ん中で歌っている“センター”勝利くんと外仕事が一番多い“エース”健人くんの二人がグループの顔でツートップということになるのでしょうか。ただ、(仮にこの二人がツートップだとして、)このツートップ同士、凌ぎを削り合うというよりはナチュラルに仲良し(おそろいのバスローブ着用するレベル)で、“エース”健人くんの一番のライバルは“センター”勝利くんでなくて風磨くんという構図だというところに魅力を感じます。実際、風磨くんはGTOやアルジャーノンなどで大事な役柄を演じていてテレビの露出は少なくないですし、Sexy Zoneで一番歌も上手いですし、これまで常に“エース”である健人くんのライバル心に火をつけてきたほどの存在なのですから、風磨くんはSexy Zoneにおいていわば裏エースと言えるかもしれません。

いずれにせよ、健人くんにとっての風磨くんのポジションには勝利くんは立てないし、健人くんにとっての勝利くんのポジションには風磨くんは立てない。でも、だからこそ、二人とも大切。それはきっとこれからも変わらないんじゃないかなあと思います。

今回ふまけんとけんしょりについてだけ言及したのですが、Sexy Zoneには遙か彼方のドイツから「人を幸せにするために」日本へとやってきた自称元天使マリウスくんとジャニーズで一番富士山を見てきた自称元アウストラロピテクス聡くんという、とんでも最終兵器の二人がいます。

最後になりますが、もちろん聡くんとマリウスくんの二人も健人くんにとっては大事な存在なわけで、それは今回の『カラフルEyes』初回限定盤C(スィー※健人くん発音)の特典DVDを観ればお分かりいただけると思うので、まだ買っていない方は是非購入をご検討ください(宣伝)

ド新規が考えたジャニーズにおけるシンメの魅力~奇跡の運命共同体シンメ、ふまけんの軌跡~《8》

第4章 おわりに
4-1 まとめ

本来は儚いはずのシンメという関係性がずっと持続している運命共同体シンメ、ふまけん。グループの解体や再編成などの苦楽を常に共にしてきたことで絶対的信頼感で結ばれた2人は、自分たちのシンメとしての価値を理解する客観的視点とファンが喜ぶシンメの魅せ方を考える自己プロデュース力を持ち合わせている、“意識の高い”シンメです。

2人の関係は同い年になる6日間を除いては1歳差の「兄弟」で、絶対に負けたくない「ライバル」で、勝利くん・松島くん・マリウスくんの面倒を見る「父母」で、一緒にふざける「友達」で、左右対称の位置で歌って踊ってアイドルを全うするパートナー、つまり「相棒」です。

このような一言では言い表せない関係性を育ませてくれたのは言うまでもなくジャニーズのシンメというシステムに他なりません。

そもそも一般にシンメとはたまたま組まされた2人組(ダンスで左右対称の立ち位置の人)に過ぎません。しかし、シンメはシンメとして行動を共にすることでその2人だけが共有する経験とその記憶を積み重ねていきます。そこには当然2人だけが共有する経験に伴って生じる、2人しか共有できない感情が存在するはずで、それらがシンメの絆を強くしていると思います。

シンメは、シンメとして過ごした時間が長ければ長いほど、シンメとして共有した経験が多ければ多いほど、そのシンメの関係性はより深まっていくものです。

このように数年前は使えなかったテレパシーが使えるようになったりもするわけです。シンメの関係性の変化・深化を見守る楽しさ。

だから、ふまけんには、これからもシンメとして存在し続けてほしい。Sexy Zoneを取り巻く環境が変わっても、グループが大きくなっても、何があっても、単なる仲良しこよしのコンビという関係でなくて、最初に「シンメ」と定められた運命の相手と築かれてきた2人の関係の行く末を見守りたい。 

アイドルとは儚いもの。ずっとアイドルとしてスポットライトを浴びてステージの上で輝き続けられるという保証はどこにもありません。

ジャニーズのアイドルは例外なくジャニーズJr.という下積み期間を過ごします。その先にあるのはデビュー。一握りの人間だけが歩むことを許される道。しかし、デビューはゴールではないのです。デビュー=安泰ではない。デビューしたからといってずっとアイドルでいることができるとは限らないのです。

そんな世界にふまけんは存在してきたし、これからもそんな世界で生きていこうとしています。自分たちの意思で履歴書を書き、オーディションを受けて飛び込んだ世界です。

考えたくはないですが、現実的な問題として、ふまけんの2人がずっとアイドルでいてくれるという保証はないということは、諸先輩方を見ていれば分かります。櫻井くんが歌うように「このステージの上 終身雇用」というわけにはいかないかもしれない。中丸くんの言葉を少しお借りすれば、「一人の人間としてKAT-TUNとは別の生き方を選択」をした田口くんのように、グループを離れてステージから降りるという決断をするかもしれない。これから先、Sexy Zoneというグループの存続の危機に見舞われることだってあるかもしれない。

けれども、ジャニーズに憧れて自ら履歴書を書いて事務所の門を叩いたふまけんが、仲間との別れを何度も経験しながらもジャニーズに青春を捧げてきたふまけんが、これからも自分がジャニーズでいることに誇りを持ち続けてくれる限り、2人はジャニーズのアイドルでいてくれると。そして、風磨くんのシンメとして健人くんが、健人くんのシンメとして風磨くんが存在し続けてくれるものと信じたいです。

唯一無二の奇跡の運命共同体シンメとして2人が歩んでいく軌跡を追い続けていきたいと思います。

 

以上、中島健人に、ふまけんに、Sexy Zoneに、今夏ハマったばかりの人間が現時点でふまけんに感じる魅力について語ってみたところです。

ふまけんの関係性について考えて考えて、考察めいたものを書き散らかしておきながら、結局は中島健人っていいな!菊池風磨っていいな!ふまけんっていいな!というところに落ち着きますね。来月の少クラクリスマスSPが楽しみで楽しみで待ち遠しい限りです。

ここまでお付き合いいただいた皆様ありがとうございました!

(おわり)