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まいにちがスペシャル

ジャニーズを中心に好きなものの話を

ド新規が考えたジャニーズにおけるシンメの魅力~奇跡の運命共同体シンメ、ふまけんの軌跡~《6》

こんにちは。ふまけんシンメについての一連の記事ですが、前回の投稿分が長すぎたので3つに分けました。続きはこちらの記事からになります。最後まで一気に更新します。

更新するまでに『カラフルEyes』のリリースイベントがあったり、「薔薇色の日々」が全員毎週金曜日に一斉更新になったりとSexy Zoneにも少なからず動きがありました。MVも解禁されて12月16日がますます楽しみになってきた今日この頃です。

以下、前回の続きになります。

 

3-4 ジャニーズのアイドルとしての誇り

「1-1 中島健人と菊地風磨」で挙げたふまけんの共通点で特に注目したいのは、2人ともジャニーズに憧れて、自らの意思で履歴書を送るという行動を起こしているというところです。松島くんのようにお姉ちゃんが履歴書を送ったのでも、勝利くんのように親子丼につられてオーディションに参加したのでもありません。

2人が履歴書を送ったのは10代前半のことです。アイドルになるということは、当然ながら時間にしても行動にしても少なからず制約を受けます。入所当時まだ中学生だった2人にどこまでその認識があったかは定かではありませんが、ジャニーズのアイドルとして思春期を過ごすという選択を、誰に強制されるわけでもなく自ら行っているというのは注目せざるを得ません。

「ビックラコイタ箱」の健人くんのお父さんからの手紙では、健人くんが「修二と彰」に影響を受けてお小遣いでドル誌を購入していたことを明かしていましたが、ほぼジャニーズなアイドル雑誌を買う男子、なかなかいないですよね。そこで健人くんはHey!Say!7(現Hey!Say!JUMP)の山田涼介くんを見て、アイドルを志すことになります。そんな憧れの山田くんとNYC boysで一緒に活動できた時の喜びの大きさは相当なものだったことでしょう。健人くんは今でも随所(雑誌の伝言板など)で山田担っぷりを見せてくれます。一方で風磨くん。幼少期より嵐のファン、初めて行ったコンサートは嵐。櫻井くんからもらった時計をとても大切にしています。

そのような2人だからこそ、ジャニーズのアイドルという誇り、自負が人一倍強いように思えます。健人くんはそれを裏付けるように、以下の通りに発言しています。

「デビュー前から“中島健人はアイドルになった”と決めつけてた。徹底してジャニーズであろうと誇りを持ってた。現実味のある話をする仲間もいたけど、惑わされない!って。最終的なライバルは“中島健人”。俺は中島健人を崩さないように戦い続けなきゃならない」

(『テレビジョンCOLORS』2014年10月)

Jr.時代のふまけんには「お前らほど目立ちたがり屋のシンメ見たことない」と振付師さんに注意を受けたという逸話があります。基本的にHey!Say!JUMPの後ろについて番組やコンサートで踊っていた2人ですが、特に「ヤンヤンJUMP」で薮くんの後ろで踊るふまけんの自己主張の強いこと強いこと。映ったかと思えば必ずと言っていいほどカメラ目線です。以下は、健人くんの異常なまでの積極性とアイドルとしての自負が窺えるエピソードです。

健人「僕もジュニア時代とか、自分から『前に行かせてください』って言ったり、『僕は、いつマイク持てるんですか?』ってスタッフさんに聞いたりしてましたから、どの世界でもそうかもしれないですけど、やっぱりそういう 積極性って凄く大事。」

 (『+act mini』2014年10月)

ふまけんの2人(特に健人くん)は、アイドルとして自分がどうあるべきか。どう見られているかを意識して動いているように思えます。言い換えれば、アイドルとしての自己プロデュ―ス能力にも長けているということです。ファーストコンサートでのふまけんメドレーは本人たちの選曲とのことですが、「ひらひら」「欲望のレイン」を歌っているところは興味深いです。

「ひらひら」と言えば仁亀(赤西仁亀梨和也)、「欲望のレイン」と言えばやまとま(山下智久生田斗真)という泣く子も黙る伝説のシンメが歌った曲としてジャニーズ界隈では有名です。数多あるジャニーズの諸先輩方の楽曲の中からわざわざこのような曲を歌うという選択をしている。これは自分たちがシンメとして人気を得ていることへの自覚を意味しているのではないかと思います。

しかも、ただ歌うだけでなく、シンメ感を前面に押し出した演出。白い衣装を着た健人くん、黒い衣装を着た風磨くん。白と黒の2色だけで構成されたバックの映像。ふまけんだけで完結している世界。

ファーストコンサートという最初の本格的なお披露目の場において、有無を言わさぬシンメ曲を選択するふまけん。ジャニーズのアイドルとして、シンメという関係性が重要な意味を持っていること、そして自分たちはそのシンメという関係性で結ばれた存在であり、中島健人菊池風磨が「ふまけん」というシンメとして存在していることに価値があるということを自覚しているからこそできることなのかなあと考えてしまいます。

ふまけんは自分たちに求められるシンメ像を理解しようとする姿勢が見られます。

健人 「ライブでの俺と菊池のやり取りって、自然に作られているものだからさ。昔から「こうやろう」なんて相談はしてこなかったよ。だからステージ上でもお互いの動きを冷静に見ていることが多かったけど、横浜の『BAD BOYS』中に背中合わせをした瞬間は興奮した。 示し合わせてやってるわけじゃないからこそ、気持ちが自然と重なるのは、やっぱり相手が彼だからなのかもしれない。 “俺には菊池はやっぱり必要だ”と感じざるを得なかった。」

(『ポポロ』2015年5月)

この『BAD BOYS』についての風磨くんの発言は以下の通りです。

風磨「グループの中でも、中島と何かをやるのが当たり前の感覚になっていくのは違うと俺は思っていて。みんなが見たいからって、それを単にやっていくんじゃなくて、俺たちが「今だ!」と感じるタイミングで、そういうシンメ感を出していけたらいいなと思ってるよ。見ている人たちも、そういう自然な流れのほうがきっとうれしいんじゃないかな。

風磨「見た人たちから、“やっぱりふたりはスゴイね”と言われたりしたけど、それが俺らの自然な流れだから、俺らからしたらふつうのこと。当たり前だよ。」

(『ポポロ』2015年5月)

つまり、ふまけんは自分たちがシンメとして見られていること、シンメとしての価値があることを自覚した上で、見ている人たち(ファン)はどのようなシンメを見たら嬉しいかどうかを意識しているのです。ふまけんのシンメの自己プロデュース力の高さを感じずにはいられません。シンメの魅せ方を充分に理解しているのは2人のジャニーズ愛の強さ故でしょうか。このように“意識の高い”シンメであることもまた、ふまけんの魅力であると思うのです。

 

(《7》へつづく)

 

【次の記事】

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